チェック・ポイント・リサーチ・チームによる2022年8月29日における週次のサイバーセキュリティ脅威レポートの抄訳です。
オリジナル英語版は、こちらを参照ください。
今週のTOP サイバー攻撃とセキュリティ侵害について
Check PointのHarmony EndpointとThread Emulationは、この脅威[Ransomeware.Win.Lockbit]に対する防御機能を備えています。
Check PointのIPSは、この脅威[Apache Log4j Remote Code Execution (CVE-2021-44228); Apache Log4j Remote Code Execution (CVE-2021-44832); Apache Log4j Remote Code Execution (CVE-2021-45046))]に対する防御機能を備えています。
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パスワード管理ソフトの開発で人気の高いLastPassは、同社の環境に侵入され、ソースコードの一部が盗まれたことを発表しました。LastPassは、ユーザのマスターパスワードは同社の環境には保存されていないため、ユーザー情報の漏洩はないとしています。
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Plexストリーミングサービスは、同社のデータベースが侵害され、同サービスの加入者1500万人以上のユーザ名、電子メールアドレス、ハッシュ化されたパスワードが流出したことを確認しました。Plexは、この流出を受けて顧客に対してパスワードのリセットを実施しました。
- ドミニカ共和国の農務省がQuantumランサムウェアの攻撃を受けています。
脆弱性及びパッチについて
- Atlassian は、Bitbucket Server および Data Center の重要な脆弱性にパッチを適用しました。この脆弱性により、アクセス権限または読み取り権限を持つ攻撃者が、Bitbucket リポジトリ上で任意のコードを実行できる可能性があります。
- GitLabは、Import from GitHub APIのエンドポイントを経由してリモートでコードが実行される重要な脆弱性に対するセキュリティ修正を含む、GitLab CEおよびEEの新バージョンを公開しました。
- Ciscoは、同社製品に影響を及ぼすソフトウェアの脆弱性に対するセキュリティパッチを公開しました。一部の脆弱性を悪用されると、攻撃者がユーザのシステムにリモートアクセスを取得できる可能性があります。
- Mozillaは、FirefoxおよびThunderbirdの複数の脆弱性に対応したセキュリティアップデートを公開しました。
サイバー脅威インテリジェンスレポート
Check PointのHarmony Endpointは、この脅威に対する防御機能を備えています。
Check PointのAnti-VirusとThreat Emulationは、これらの脅威に対する防御機能を備えています。
Check PointのAnti-VirusとThreat Emulationは、これらの脅威[HackTool.Win32.HYPERSCRAPE.TC]に対する防御機能を備えています。